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2021_03_01
春の気配を感じられる時期になりました。
昨年のこの時期は、新型コロナウイルスの感染者が数名確認される度に一喜一憂していました。
今では数百名が日々感染していますが、大騒ぎにはなっていません。
人類は未知なるものに恐怖するようにできているようです。
雷鳴の原因に無知であった人類は、「神鳴」と神の怒りと考えたようです。
余談ですが、神鳴に「雷」という漢字があてがわれていますが、先人の経験がその漢字に込められています。科学的根拠も実はあることにも驚かされます。
神鳴は雨を伴うもので、神鳴が発生すると電気的に雨(水滴)に空気中の窒素が溶け込む働きをします。これを窒素固定といいます。その水滴が田んぼに降り注ぐわけですが、窒素を含んだ水滴(水)は稲にとっては栄養源になります。植物の三大栄養源が窒素・リン・カリウムと教わったと思います。まさにその仕組みです。先人は神鳴が多い年に豊作になったとか経験的に知っていたのではないか、だからこそ「雷」と表現したのだと思います。(私見ですが・・・)
さて、新型コロナウイルスの発生から改めて昨年を振り返ると、我々の不動産の仕事において、その当時は年度末までは法人個人ともに予定通りの行動をすると予測し、ある程度そのようになりました。4月以降は様相が一変しましたが。
今年はと言えば、緊急事態宣言の解除次第ですが、この一年制限していた計画を年度内もしくは5月のGWまでに実行すると予想します。
その先は、社会の構造変化を模索しながらの事業展開になり、2021年はじっくりと構える展開にならざるを得ないと思っています。
一方で、ワクチン接種と感染の縮小に相関性が確認できれば、これまで我慢してきた観光やイベント、会食や娯楽といったことで笑顔を取り戻す行動が優先されるのでしょう。私もその1人です。
そうなることを信じながら、目先の一つ一つの物事を大切にし、不動産業を通じて社会活動の一翼を担って参ります。
2021年3月
株式会社REI
代表取締役 今中 剛